朝まで生テレビでの江田議員フリップより
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アメリカ海軍中央司令部のホームページ
「イラクの自由作戦」
日本政府は、不朽の自由作戦(対テロ作戦)の開始以来
8663万ガロン(=約33万kリットル)以上の燃料を貢献した
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海上自衛隊による給油活動(艦船用)
2001年度から2007年度までに
アメリカに対し約38万kリットルを給油
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番組中、田原総一郎氏は「85%は、実はイラク戦争に使われていた」と言ってました。

上記のボードの数字で計算すると、
約33万キロリットル÷38万キロリットル=約87%
になるのですが……

テレビ朝日
自衛隊が「イラク作戦の米艦船にも給油」疑惑が浮上
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/poli_news9.html?now=20070903232311

テロ特措法の期限問題、高村防衛相が新法制定を示唆
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070902-00000111-yom-pol

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第156回国会 安全保障委員会 第6号(平成15年5月16日(金曜日))
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/001515620030516006.htm

○達増委員 今の答弁にもあった米軍のニーズにこたえていくという部分なんであり
ますが、これが、アメリカあるいは米軍の思惑次第、行動次第では、テロ特措法に基
づく日本のさまざまな協力支援等が、例えばイラク攻撃への間接的な、場合によって
は直接的な支援になってしまうおそれがあり得るんだと思うんですね。
アフガニスタンに飛んでいく飛行機を載せている空母に支援をしたと思ったら、そ
の飛行機がイラクの方に飛んでいくとか、そういうことがアメリカ次第になってしま
いますと、さらに懸念されるのは、イラク戦争について、これは別に停戦協議も講和
会議も行われていないので、終わったのかどうかよくわからないんですけれども、次
はイランじゃないかとか、いや次はシリアだとか、そういう話も取りざたされており
まして、ひょっとしたら、イラク攻撃というのはアメリカの中東平定戦のワンステッ
プにすぎないのであり、イラクをベースに、さらにアメリカは中東平定戦というもの
を今後数年間かけて展開していくのかもしれない。
本当にアメリカの中でそういう議論まで行われているわけでありまして、アフガニ
スタンでのテロに対する対応への支援ということだったはずが、そういうアメリカの
中東平定戦への支援にまで広がるのでは、これは非常に、もう原理原則もあったもの
ではないと思うんですけれども、そういった危険性について、政府はどのように対処
されているんでしょうか。
○赤城副長官 このテロ特措法に基づいてインド洋で補給活動をしている燃料がほか
に転用されるんではないかとか、あるいは具体的にイラク攻撃に使われるんではない
かという、この御指摘はたびたび当委員会でもございまして、そのたび御説明をして
まいったわけでございます。
一言で言いますと、これはあくまでテロ対策特措法に基づく協力支援活動でござい
まして、その法律の中にも書いてありますように、平成十三年九月十一日のテロ攻撃
による脅威の除去に努めることにより、国連憲章の目的達成に寄与する諸外国の軍隊
等に対して行うものである。ですから、これはもうはっきりと法律上書いてある要件
でございまして、そのことにいささかも変更はございませんし、イラク攻撃支援の目
的を有するというものではありません。
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テロ特措法延長に期待感 米大統領補佐官
http://www.asahi.com/politics/update/0902/TKY200709010262.html

臨時国会、9月10日に召集…政府・与党方針
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070829-00000115-yom-pol
「11月1日に期限が切れるテロ対策特別措置法の延長問題が最大の焦点となる」

「やっぱり出てきたな」という感じがするのが二階総務会長の発言です。

特措法失効にそなえ新法提出検討 二階総務会長
http://www.sankei.co.jp/seiji/seisaku/070902/ssk070902000.htm

江田議員の発言……「38万キロリットル」自衛隊の補給船が米国の補給船に補給した
油は、その8割以上は、イラクの戦争のために使われている、ってことがわかったわ
けです。
http://nofrills.seesaa.net/article/53522653.html
http://jinandtonic.air-nifty.com/blog/2007/09/post_11d9.html

*****以下 9/12 追記


(1)江田さんは、自分のサイトで、勘違いを認めているようです。
自衛隊が米軍に提供した艦船燃料のうち85パーセントはイラク戦争向け、という問題については、江田さんご自身が、ご自身のサイトで、以下のように発言を訂正しています。

●「ただ、この点は現在、むしろ私はこう考えている。この数字は、イラク、アフガン渾然一体となった総計の数字ではないかと。」
(江田けんじ 今週の直言 9月3日)

ですから、あまり85パーセントという数字を、歩かせない方がいいのではないでしょうか。


(2)日本政府は、海上自衛隊から補給を受けた米軍艦船がイラク戦争に参加していたことを03年当時に認めています。
WPNのサイトやその他に、掲載するのであれば、こちらのほうが適切かな?と思いますので紹介します。(少し長いですが)

●以下赤旗さんより
2003年5月17日(土)「しんぶん赤旗」
海自補給艦 複数任務の米艦船に給油容認 
小泉議員の質問に 石破長官が答弁
海上自衛隊の補給艦が、イラク戦争に参加していた米空母キティホーク機動部隊に間接給油を行っていた問題で、石破茂防衛庁長官は十五日の参院外交防衛委員会で、同部隊が「複数の任務を同時遂行することはありうる」と答弁。対テロ作戦のほかに、複数の任務を持つ同部隊への給油を容認しました。日本共産党の小泉親司議員に答えたもの。
海自補給艦による給油は、テロ対策特措法にもとづき、アフガニスタンでの対テロ作戦に参加する軍隊に限定されています。しかし、イラク戦争から帰港したキティホーク艦長が海自から間接給油を受けたことを明らかにし、防衛庁も事実を認めました。
小泉氏は、キティホーク機動部隊が間接給油を受けた二月二十五日前後には、同部隊が対テロ作戦以外に、イラク南部監視(サザン・ウオッチ)作戦や、イラク戦争の準備を行っていたとする米海軍ホームページを示して、「テロ特措法に逸脱する行為だ」と追及。
石破長官は事実を否定できず、「問題は(給油を受けた時点で)複数の任務のなかの何を遂行しているかだ」と開き直りました。
小泉氏は、「イラク戦争の任務を受けていた米艦船への支援を認めたことは重大だ」と厳しく批判しました。

もと記事のアドレスはここ↓
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-05-17/02_02.html


●この部分についての国会質疑
第156国会 参議院 外交防衛委員会 11号 15年 5月15日

○小泉親司君 大変私はこの点については、防衛庁長官の答弁というのは、結局、間接的に行ったかどうかは分からないんだということをおっしゃっているけれども、統幕議長の話というのは、明確に空母にこれは給油が行っているんだと、間接的に行っているんだとおっしゃっているんですよ。しかし、これは二月二十五日だから、これは当時アフガニスタンの戦争にキティーホークが参戦していたから、これはテロ特措法の問題外だという見解を言っておる。
しかし、私は皆さんに今日お手元に資料をお配りしましたが、実際にこの二月の二十八日のアラビア海から発出したパーカー空母キティーホークの艦長のコメントでも、キティーホークは、単に二月二十五日の段階においても、単にアフガニスタンの不朽の自由作戦ばかりじゃなくて、イラクへのサザンウオッチ作戦をやっていたということを米海軍自体が証言しているわけです。公式のホームページの中で記述しているわけですが、防衛庁長官は、この二月二十五日の段階で空母キティーホークというのは単にアフガニスタンの戦争だけに参戦していたという認識なんですか、それともイラクのサザンウオッチ作戦という戦闘にも参加していた、こういう事実は、いかが御見解でございますか。

○国務大臣(石破茂君) それは、幾つか複数の任務を同時に遂行するということはございましょう。これ一つだけということではなくて、それは不朽の自由作戦あるいはサザンウオッチ、ノーザンウオッチ、いろんなものを、任務を同時に受けているということはあるのだと思います。つまり、同時に幾つかの任務を受け、その時点において、その中の何を遂行しているかということなんだと私は思います。だから、例えばサザンウオッチというものを受けている、したがって、この、私はキティーホークが給油を受けたということを申し上げているわけではありませんが、だから目的外なのだというようなことには私はならないと思います。

○小泉親司君 最後に一言。
やはりこれはサザンウオッチ作戦にも使えるということを防衛庁長官はどうもお認めになっているようで、これはやはり私は重要だと思いますよ。こんな、イラクの準備作戦、軍事作戦にも使われたということを事実上私はお認めになったようなことだと思いますよ。その点を指摘して、私の質問を終わります
この部分のもとデータは↓の発言番号078からです。(国会図書館の検索サイトです)

http://kokkai.ndl.go.jp/cgi-bin/KENSAKU/swk_dispdoc.cgi?SESSION=23488&SAVED_RID=1&PAGE=0&POS=0&TOTAL=0&SRV_ID=8&DOC_ID=7349&DPAGE=1&DTOTAL=5&DPOS=3&SORT_DIR=1&SORT_TYPE=0&MODE=1&DMY=23820


これだけだとよく分からないかもしれませんが、
●03年の5月に、イラク侵攻に参戦した空母キティーホークとその随伴艦船が、母港の横須賀港に帰港しました。
●その際の記者会見で、赤旗の記者が「自衛隊から燃料補給を受けたか?」と質問。それに対してキティーの艦長が、海上自衛隊の補給艦が、米海軍の補給艦に燃料を提供した、その補給艦からキティーは燃料を受け取ったと回答。
●そこで、海上自衛隊補給艦→米軍補給艦→キティーホークと間接的に燃料が渡り、キティーホークがその直後にイラク侵攻に参戦したため、国会でこうしたやり取りが行われました。
●それで、共産党や社民党からいろいろ質問を受けた石破長官は最後に、上記のように、

海自から間接補給を受けたキティーホークが複数任務に就いていたことを認めてしまったのです。


それから、海自の燃料が、ソマリア戦にも使用されているのではないか?との疑惑も出てきていますね。
●赤旗の当該記事
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-09-06/2007090601_03_0.html